2017年1月9日月曜日

奥出雲での商売

奥出雲の2016年12月1日現在の人口が13312人
今、2015年10月 奥出雲町が作った”奥出雲町人口ビジョン”という資料が手元にあるのですが、
(奥出雲町 人口推移 でググれば出てきます)
その資料によると、2025年ぐらいの推測値が10965人
大体、10年ぐらいで2割減ですね。
事業所数も2割弱ぐらい減る見込みらしいです。

単純に考えると、対町民の各事業所の売り上げも10年後2割減ということになります。
さらに、町民が減る → 帰省客も減るということで、全体で見ると、最低でも3割ぐらいの収入減になるんじゃないでしょうか?
町外向けにシフトできるところはともかく、町内相手の事業所はきっついだろうな~。
ただでさえ、ものが売れなくなっているこのご時世、
奥出雲で商売するということは、とんでもないハンディを背負わされてるということで((+_+))

先出の資料には、
・出生率を上げる
・UIターン者を確保
・町外就職率の減少

を踏まえたシュミレーション結果が載ってますが、限りなく無理なんじゃね?臭が漂ってます((+_+))
うーん、これから奥出雲が生き残れる策としては、
・UIターン者を確保する(人口確保の道)
・企業誘致(税金落としてもらう道)
・観光地への転身(遊びに来てもらってお金を落としてもらう道)
の3つかなと思います。
自分自身ができることといえば、
・勤務先を大きくして人材確保、税金落とし(頑張って仕事する)
・なんか活動して、町外の人に遊びに来てもらう
の2つしか思いつきません((+_+))

ふう、先行き暗いな~。
次は奥出雲の観光について かな?

2017年1月6日金曜日

Iターンについて

島根県の端っこ 奥出雲にIターン、そしてシステムエンジニアから和菓子職人に転職してから早4年。
日本の過疎の50年先を突っ走っているという、奥出雲の色々な問題が見えてきた気がするので、これから正直にIターンについて暴露していきたいと思います。

まず、スローライフという言葉について。
はっきり言って、大阪で働いているときよりも、公私が忙しい気がします。
大体、都会も田舎も、人間が生活していく上で必要な活動内容を100%とすると、都会のほうが人が多い分、一人当たりの負担が分散されて、人が少なくなるほど負担も多くなるわけで。
とすると、田舎でゆっくりなんて言ってるのは、なにかを犠牲(もしくは問題先延ばし)にしたうえでのことで、その問題に気付いたからにはゆっくり過ごそうなんて気になれません。

その問題はこれから掘り下げていくことにして、これからUIターンしようと考えている人は、スローライフなんて言葉に騙されちゃ、失敗する確率が高くなると考えておいたほうがいいですよ。

次回は、田舎の商売について、語ろうかと思います。

#Iターン体験記 #田舎暮らし #スローライフのウソ